蒸気のシステムの中で "蒸気を送る" というのはあまり注目されない工程です。いかに蒸気を発生させ、利用し、回収するかということが注目されることが多いと思います。これは蒸気は高い圧力から低い圧力に流れることによって、高い圧力の蒸気を発生させておけば、ある程度システムとして成立してしまうからでしょう。これは蒸気という熱媒体のいいところでもあり、また条件がうまく当てはまらずに使いづらく感じてしまった場合に "蒸気って扱いづらい" という印象を与えてしまう要因ともいえるでしょう。蒸気をおくるということを改めてひとつのプロセスととらえて蒸気配管でできるシステム改善および省エネを考えてみます。

【主な内容】
①蒸気をおくるというプロセス

②送気に適した蒸気

③蒸気ヘッダーでの送気管理

④見える化と応用

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